親子で幸せ体質になろう
【幸せ体質は1日10秒のトレーニングから】
誰でも幸せ体質になれる、簡単なトレーニングをご紹介します。このトレーニングは1日10秒あればでき、しかもすぐに効果が出るので忙しいお母さんにもピッタリです。
やり方は簡単です。
毎朝、晩、5回ずつ好きな言葉(幸せ言葉)を唱える。
たった、これだけです。
大人に唱える言葉を考えてもらうと、女性であれば「元気で楽しく!」「私ってかわいい」「今日もついてる!」などが出てきます。
男性であれば「オレっていけてる」「ファイト一発!」などが出てきます。
唱える言葉は自分の心にポジティブに響く言葉なら何でもOKなのです。
いくつかつぶやいてみて、ワクワクしてくると思える言葉を見つけましょう。
なかなか思い浮かばない人は、偉人の名言や格言を参考にしてもよいと思います。
そして、言葉を唱える時は、笑顔で、できれば鏡を見て行ってください。
【おうちで子どもと一緒に続けよう】
まずは、子どもたち一人一人に唱える言葉を考えてもらいます。そして、シールなどにその言葉を書いて、いつも目の付くところに貼っておくことで、毎日忘れずに朝晩5回シールに書いた言葉を唱えます。
好きな言葉を毎日目にすることで、気持ちがワクワクして、元気になれることが狙いです。
この言葉を言い続けているうちに、いつかそれは口癖になり、言葉の引き出しの一番上に定着します。
おうちで、お母さん、お子さん、そしてお父さんもそれぞれ好きな言葉を決めて、朝晩唱えて家族みんなで習慣にするといいですね。
【基本の基本!あいさつから始めよう】
子ども・大人にかかわらず、社会において絶対に必要な基本のコミュニケーションといえば「あいさつ」です。あいさつは、「子どもだから出来なくてもいい」というものではありません。
子どもがまだ話せない赤ちゃんの時から親が「おはよう」と声をかけるのは、すでに子どもを一人の人として見ているからです。
その子は成長して、やがては周囲の人にあいさつが出来てこそ、社会の一員として認められていきます。
でも、親が日頃からあいさつをしっかりしていないと、子どもはあいさつが習慣化されず、なかなか出来るようになりません。
みなさんはどうですか?
家の中だから、家族だからまあいいやではなく、きちんと「おはよう」「おやすみ」「いただきます」「ごちそうさま」「いってきます」「いってらっしゃい」などのあいさつをしていますか?
子どもの頃にしっかり習慣づけをしておくと、大人になっても自然に周囲にあいさつが出来ます。
そのためには、親が家の中でも外でもあいさつのお手本を見せ続ける必要があるのです。
言葉を覚えたら、お母さんと一緒に外の人にも徐々にあいさつを始めましょう。
中には恥ずかしがって、なかなか出来ない子もいますよね。
そんな時はお母さんが優しく促してあげてください。
「この子は恥ずかしがり屋だから」と流してしまうと、子どもはあいさつをしなくてもいいと思いかねません。
子どもがあいさつが出来るようになるかどうかは親の振る舞いで決まるといっても過言ではないのです。
そして、私があいさつで特に大切だと思うのは、自分からすること、それから誰に対しても平等にすることです。
最近は「知らない人には声をかけないように」という防犯面での心配もしなくてはなりませんので、「自分たちが関わる人にはあいさつをしよう」など親子で決めておくとよいと思います。
例えば、同じマンションに住んでいる人、近所の顔見知りのお店の人、出かけた動物園や水族館などで説明してくれるスタッフのお兄さん・お姉さんなどです。
率先してあいさつするお母さんを見ていれば、子どもも進んであいさつをするようになっていきます。
【ほんの小さな一言がつながりを作る】
感謝の言葉である「ありがとう」なども、あいさつと同じようにしっかり言えるように習慣づけていきたいですね。他にも、たった一言で周囲の人と気持ちを通わせて親しくなれる言葉はたくさんあります。
小さいうちは次のような声掛けでも十分です。
お母さん「〇〇ちゃん、ありがとう」「ありがとうって言われると嬉しい?」
子ども 「うん、嬉しい!」
お母さん「嬉しいよね」「じゃあその言葉をお友達にも使ってあげてね」
子ども 「うん!」
「これかして」「ちょっと待って」「一緒に遊ぼう」「どうしたの」「ごめんね」「大丈夫?」などなど。
お願いしたり、誘ったり、誤ったり、思いやったり、お友達と仲良くなるための一言をどんどん教えてあげてください。

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